こんにちは。ちびまる(@chibimarunft )です。
今回は、私がNFTを始めたての頃にスキャム(詐欺)被害に遭った体験談について、3回に分けて話をしていきたいと思います。
NFT初心者の方にとって、一つの教訓になれば幸いです。
NFT界隈は詐欺が多く、新たな詐欺手法も日々生まれています。
あくまで一つの事例ですが、ぜび読んで見てください。
- スキャム被害に遭うまで
- 被害後の対策
- 今後の教訓
スキャム被害に遭うまで
海外プロジェクトDiscordへの参加
初めてNTF購入して数日後、
他にも良いプロジェクトがないかとTwitterのタイムラインを追いかけていました。
その中で、私の目を引いたのが、
海外で超絶人気を誇るCryptoPunks(クリプトパンクス)に絵柄の似ている、
「SuiPunks」という海外のNFTプロジェクトでした。
- 2017年6月にLarva Labs社によってイーサリアムのブロックチェーン上で発行されたコレクタブルNFT。
- 総発行数は10,000点。無料配布されたNFTが、現在(2023年3月)59.99ETH(約1,460万円)まで高騰。
- イーサリアムブロックチェーン上で発行された世界最古のNFTプロジェクトで、中には数億円〜数十億円の高値で取引されるものもある。
参照記事↓
私は、早速Discordに参加します。
AL(優先購入券)獲得のために、Discordに英語でコメントを入れるなど、苦労しながらも勢力的に活動し、
何とかALを手に入れることができました。
ついにリリース日、でも…
そして、NFTリリース日。
海外プロジェクトだったため、ミント時間は家族の寝静まった深夜でした。
まず、Discord内で発表されたURLからミントサイトをひらき、メタマスクを接続。
でも、何回繰り返しても、ミントボタンがアクティブ状態にならない。
えっ!なんで?????
海外プロジェクトなので、ミントサイトやDiscord内もすべて英語表記ですぐに解決できそうにない状態。
そのため、原因がわからない時間が続き、ミントできる時間帯も決まっていたため、かなり焦っていました。
時間は深夜、頭も回っていません。。
とりあえず、Discord内の雑談部屋で、うまくミントできないので確認してほしい旨の書き込みをしてみました。
コミュニティマネージャーからの連絡
しばらくすると、コミュニティマネージャーと名乗る方から、Discord内で友達申請がきます。
私は、相談対応のため申請してきてくれたのだろうと思い、名前とアイコンがコミュニティーマネージャーと同一であることを確認した上で、友達申請を許可。
その後、DMで英語でやりとり開始。
相手からは、
「ALの登録が上手くできておらず、申し訳ない。改めて、このサイトからウォレットアドレスを登録してほしい」
とURL付きのメッセージが送られてきました。
私は、なんの躊躇もなく、URLからサイトをひらきます。
「coinsolutions」という英語サイトが表示され、言われるがままにメタマスクを接続します。
しかし、そのサイトでもメタマスクの接続がうまくいきません。
どうしようかと思っていたところ、相手から、
「うまく接続できた?うまく接続できない場合には、この方法を試すと良い」
と言われるがまま、別方法を試します。
その方法を試したところ、メタマスク接続時に秘密鍵とリカバリーフレーズの入力画面が出てきたのです。
早くミントしたい一心の自分には、頭に「詐欺」も文字がよぎることもなく、即座に入力してしまいます。
すると相手から「!!!」との返信が。
私は、「上手くできない。この表示は何?」とエラー表示のスクショを送信しました。
相手「何か問題が生じていると思う。他にウォレット持ってる?」
その時、
私は気付いたのです。
自分のウォレットからNFTとイーサが無くなっていることを。
そして、
やり取りの相手がコミュニティマネージャーではなく「詐欺師」だったことを。。
その②へ続く
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