こんにちは。ちびまる(@chibimarunft )です。
今回は、私がNFTを始めたての頃にスキャム(詐欺)被害に遭った体験談の第2回のお話です。
詐欺被害に遭ったと分かった瞬間は、本当に血の気が引く思いでした。
- スキャム被害に遭うまで
- 被害後の対策
- 今後の教訓
被害後の対策
被害を受けての自分の心境
私は、スキャム被害に遭ったことをなかなか受け入れられませんでした。
ことが深夜から始まり、夜明けを迎えそうだったので、悶々としながらもとりあえずベットへ。
その時、NFT初心者の自分には沢山の不安が襲ってきたことを覚えています。
- スマホの情報は抜かれていないか。
- NFT作品が盗品になってしまうので、プロジェクトの価値を既存してしまうのでは。
- 使用しているウォレットアドレスはどうなるの。悪用されてしまわないか。
- 家族にはどう説明しよう。 etc…
翌朝になっても、初心者の自分にはどうしたら良いのか全くわかりません。
そこで、盗まれたNFTプロジェクトのDiscord内でで相談してみることにしました。
Discord内での相談
雑談部屋で相談するのが怖かったので、プロジェクトのDiscord内に用意されている「Ticket Tool」を使って、運営の方に相談してみることに。
- チケットボタンを押すだけで、ユーザーと運営のみが見れるチャンネルを自動作成してくれるBotです。
TicketToolを使うと、運営の方と非公開でチャットできる部屋が立ち上がるよ!「チケットを切る」をという表現をよく使うよ♪
すると、すぐに運営の方から連絡が入り、私は一連の経緯を細かく報告。
早速、運営側で対応を協議してくださることとなりました。
このときの私は、不安な気持ちを共有できたことに安心しましたし、何より、運営の方からまず始めに、詐欺被害に遭った自分に対して大変気を遣っていただき、本当に救われたのを覚えています。
身の回りにNFTをやっている人がいればその人に相談することも一つ!
TwitterやDiscord内など公開されている場での相談は慎重にしましょう!
プロジェクト内で盗品が発生すれば、盗まれた記録がそのNFTのブロックチェーン上に刻まれてしまうため、少なからずプロジェクト価値の毀損につながると私は思っています。
ただ、相談したときに、運営の方からは、
- 真っ先に、被害者側の気持ちに寄り添ってもらい、とても気遣って頂いたこと。
- 詐欺被害防止のためのアドバイスを丁寧にして頂いたこと。
これらは、本当に嬉しかったし、不安の解消につながりました。
その後、運営側の協議の結果としては、当然、当該作品係る救済措置等はありませんでしたが、今回の事案をDiscord内で共有させてもらいたいとの申し出があり、快諾させていただきました。
具体的な対策
参考にしたブログ
運営の方から教えていただいたのは、NFT界隈では超有名な「おもちさん」のブログ【おもちの美学】です。
メタマスクのハッキング対策もいくつかの記事にまとめられていて、大変参考になります。
私のとった対策
詐欺被害に遭うまでは、1つのウォレットで、NFTの管理を行っていましたが、複数のウォレットを別のアカウントで保有することにしました。
渡しの場合、具体的には以下の3つの用途にウォレットに分けています。
- 保管用ウォレット(手に入れたNFTの保管)
- 売買用ウォレット(NFTのミントや売買の際に使用)
- 魔界用ウォレット(フリーミント企画やGIVEAWAY企画への応募に使用)
②売買用や③魔界用ウォレットを使ってNFTの売買などを行い、そこで手に入れたNFTを①保管用ウォレットに自分で移すといった運用方法です。
これであれば、仮に②③のウォレットでミントサイト等へ接続し、スキャム被害にあったとしても、NFTをメインで保管している①の保管用ウォレットに被害が及ぶことは避けられます。
3ウォレット間のNFTやイーサの移動には多少ガス代がかかるものの、仮に詐欺被害に遭ったとしても、被害を最小限にできるので、ウォレットを分けておくことは非常に大切だと思います。
少なくとも2つのウォレットは用意しておくことをおすすめします!
その③へ続く